カーエアコンのニオイの予防方法

エアコンの匂い

カーエアコンのニオイが発生する理由とは?

夏のドライブには必須となるカーエアコンですが、あまり使っていないと、エアコンをオンにした途端にかび臭い匂いが出てきて不快な思いをすることは珍しくありません。
臭い自体が嫌ということだけでなく、カビが原因となっていますので、アレルギー反応を起こしてしまい、くしゃみや咳、鼻水が止まらなくなってしまう事もあります。

このカーエアコンの嫌なニオイの原因は、多くの場合エバポレーターというパーツにあります。
この部分には水蒸気が溜まりやすいので、どうしても湿気によってカビが発生しやすくなってしまうのです。
この部分を乾燥させた状態に保つことが、カビ臭さを防ぐためのポイントとも言えます。

湿気を取ってカビを発生させない

エアコン内部に湿気をためず、カビを発生しないようにするためには、定期的に送風をして空気を循環させることが肝心です。
そのため、運転を終えてエンジンを止める前に、AC機能を切った状態にして、送風をマックスにします。
窓を開けて空気が流れないようにすると良いでしょう。

この際には、風量も温度もマックスにすることによって、乾燥をより促すことができますので、夏の暑い時期でなければこの設定にして送風すると良いでしょう。
夏で高い温度で送風するのがきついのであれば、温度を多少下げて送風するだけでも、カビを防止できてカーエアコンの嫌なニオイを防ぐのに役立ちます。
定期的にエアコン内部の空気を循環させて、機器の中でカビが発生しないようにする事が大事なので、こまめに送風機能をオンにするようにしましょう。

プロの手に任せてエアコン掃除をしてもらうこともできる

このような予防方法を採ってもなかなかカビ臭さが取れないということもありますし、夏のカーエアコンを使う時期の前にしっかりと掃除をしておきたいと思う人もいます。
カーエアコンの内部は複雑な構造になっていますので、素人ではしっかりと掃除ができません。
その場合、カーエアコン掃除専門の会社に依頼すると良いでしょう。

専門業者だと、パーツを分解して隅々まで掃除してくれますので、確実にカビを除去することができて、単に嫌なニオイを取るというだけでなく、アレルギー対策にもなります。
それぞれの業者で費用が変わってきますが、5,000円から10,000円程度というところが多いので、それほど大きな負担をせずにしっかりとした掃除が可能です。

一年に一回だけでも、徹底したカーエアコンの掃除を依頼するだけでかなりの違いが見られるものです。
特に最近は、マイナスイオンを発生させる機能がついていたりとカーエアコンの機能も複雑になっていますので、専門の業者に依頼することによって、機能をフル活用することができます。