収納スペースの問題が大きい
賃貸住宅に住んでいると、なかなか自分の思い通りのインテリアができないと悩むことが多いものです。
やはり、決まった作り付けの家具がありますので、それを超えてのデザインができないため、制約が大きくなってしまうのです。
そして、大きな問題の一つとなるのが収納で、多くの場合で必要よりも収納スペースが少ないという状況が見られます。
収納スペースが少ないとそれだけリビングなどの居住スペースに物が溢れることになりますので、生活感が丸出しになってしまって、おしゃれな空間どころではなくなってしまうという問題が出てきます。
また、余計な家具を置く必要が出てきますので、それだけインテリアのために使えるスペースが少なくなってしまうというのも困りものです。
収納スペースを効果的に活用する
こうしたことから、収納スペースを上手に活用することが賃貸インテリアの悩みを解決する大きなポイントとなることが分かります。
具体的には、既存の押し入れやクローゼットなどをより効果的に活用できるようにするということです。
賃貸住宅の収納スペースのほとんどは、細かい仕切りはなく棚が数個取り付けられているだけというものです。
そこで、仕切りをさらに何個か設けたり、引き出しを設置したりして、よりたくさんのものを分かりやすく収納できるようにします。
こうすることで、かなり生活スペースに置いてあったものを、収納スペースにしまうことができて、さっぱりとした印象に出来るのです。
また、収納用の家具の種類にもこだわってみましょう。
もちろん、大きいものであればそれだけたくさんの物をしまえますが、その分部屋を圧迫しますし、見た目にも狭苦しいイメージを与えます。
クローゼットを上手に活用する事で、大きな家具は不要となりますので、部屋の雰囲気にマッチしたデザイン重視のものを選ぶことができるのです。
公共の場所に重点を置く
賃貸住宅の場合は、それほどたくさんの変化を加える事ができませんので、玄関やトイレ、リビングなどの公共の場所に重点を置いて、印象的なインテリアとすることができます。
特に玄関先はお客さんが来て最初に目を留める場所ですので、ここにこだわると家全体に抱くイメージを変えることが出来るでしょう。
入ってすぐ正面のところにインパクトのある雑貨やポスター、照明、花などを配置することで、視線をそこに引き付けて玄関のイメージを一新することが可能です。
また、玄関やリビングなどのイメージを統一することで、安定感のあるインテリアとなって、落ち着いた空間となります。
インテリアのテーマを自分の中で決めて、それに合ったアイテムを準備するようにしましょう。