アパレルセレクトショップ開業に向けた6ステップ

ショッピングウィンドウ

セレクトショップは一つの店舗の中に世界各国のブランドをとりそろえたお店で、バイヤーやオーナーが独自のセンスで商品を選び販売する小売店のことをいいます。また、セレクトショップではアパレルだけでなく、雑貨食品、電化製品などジャンルを幅広く扱っています。ここではセレクトショップを開業するまでの流れを紹介しています。

最初にお店のコンセプトを決める

開店前にお店のコンセプトを決めましょう。決めるコンセプトとしては、オリジナリティや強みです。そして、お店を開業する時はこのコンセプトに従って、お店作りの基礎をつくっていきます。アイディアが浮かばなければ、他のセレクトショップにいったり、どんなキャッチコピーがうけるのか考えましょう。また、先ほど考えたコンセプトに従った店名をつけるもの成功への近道です。

開業資金の調達

資金の調達方法にはさまざまな方法があります。自己資金、家族・知人から借りる、銀行から借りるなどです。中には返済不用の助成金や補助金を利用できるケースがあるので、ぜひ活用しましょう。店舗の開業にかかるお金として、大きくは物件周りの費用と仕入れにかかる費用があります。とりわけ商品の仕入れには力を入れたいところ。また、開業後に運転資金を残しておくことも必要です。例えば開業時にお金をかけてしまい、運転資金が1カ月しかないというのはNGです。開業後数カ月は売上げがなくても、運営を続けられるように経営をシミュレーションしましょう。

物件選び

お客さんが多い繁華街や駅前、商業施設は集客しやすいのですが、家賃は、高めになります。その一方で閑静な住宅地の集客は限定されますが、ライバルも少なく家賃も低めとなっています。立地にはそれぞれメリットデメリットや特徴があります。そのため、プレミアラインをとりそろえて、お客様にショッピングを楽しんでもらいたいというのであれば、ライバルの多い商業施設や駅前を避けて閑静な住宅地でお店を開く方がいいかもしれません。また、お店を開く場所は、時間帯による人の流れ、どんな層の人が多いのか観察をしましょう。

商品の仕入れ方

開店する場所が決まったら、商品の仕入れです。商品の仕入れは、「メーカーと直接取引」「問屋」「ネットのサービスから仕入れる」の3つに分かれています。メーカーと直接やり取りするには、ネットで連絡先を調べて直接電話をする方法があります。問屋は、小売とメーカーの間に位置しメーカーから商品を仕入れて販売する業者のこと、即納品なので、タイムリーな仕入れができるというのが魅力です。ネットのサービスは、自分で直接商品を見ることはできませんが、24時間365日仕入れが可能なため、忙しい開業準備中でも、空いた時間を利用して仕入れができます。

店内インテリアを整えよう

扱うアパレルのジャンルによって必要となるインテリアが変わります。例えばアパレルなら洋服をかけるハンガーやバーが必要です。ここでは什器の費用をおさえたいので、良さそうなものがあったらすぐに買えるよう、開店準備前は常に什器を持ち歩きましょう。

準備漏れがないか再度チェックする

忘れると地味に困るのが、店舗で使う備品です。備品がないとお客様にも迷惑がかかるかもしれません。頭の中で、店舗を開店した後の趣味レーションをしながらあった方がいいもの、足りないものを書き出して漏れがないようにしましょう。

あと一歩踏み出す勇気がないあなたへ

もしいきなり開業するのはまだ怖いと感じている方は、古物ネットオークションを試してみてはいかがでしょうか。
初期費用をとにかく抑えてアパレル関係のビジネスを始めるには最も敷居が低く有効な方法といえるでしょう。あと一歩踏み出す勇気がないという方におすすめします。