絨毯やラグ、カーペットの掃除の方法

コロコロ

掃除機をしっかりとかけるのが基本の掃除方法

絨毯やラグ、カーペットは定期的に掃除をしないと、どんどんホコリや汚れが溜まってしまい劣化が激しくなります。
そのため、できるだけこまめに掃除をすることがどうしても欠かせません。

掃除方法の基本としては、掃除機をしっかりとかけるということが重要です。
掃除機のヘッドをしっかりと表面に押し付けて、ゆっくりと動かしていきます。
吸引力が強いものであっても、速くヘッドを動かしてしまうと、絨毯やラグ、カーペットの繊維の奥の方に溜まっているごみを取り除くことは難しいので、ゆっくりと掃除機をかけていくことがポイントです。

もし、掃除機に絨毯用のヘッドがあるのであれば、それをつかうことで、しっかりと奥からホコリなどをかき出して吸い取ることができます。
また、製品によっては温水を出しながら絨毯をしっかりと洗える高機能付きのものもありますので、掃除機を購入する際には、こうした機能についても調べると良いでしょう。

雑巾を使って洗うことも同時に行う

掃除機でホコリなどの乾いたごみを取り除くことができますが、それだけでは絨毯やラグ、カーペットの汚れをしっかりと落とせないこともあります。
手で触ってみると、なんとなくベタベタした部分が残っているようであれば、掃除機では取り切れませんので、雑巾を使ってきれいにすることが必要です。

毛足の短い雑巾と、重曹を溶かした熱めのお湯を用意します。
この熱めの重曹水に雑巾を浸して固めに絞って、汚れが残っているところを拭いていきましょう。
この際には、絨毯の毛を立てるようにして拭いていくと汚れが取りやすくなります。

この作業をした後は、すぐに窓を開けたり、扇風機をかけたりして、絨毯の繊維を乾燥させるようにします。
湿ったままだと、すぐにカビが生えてきてしまいますし、ダニなどが繁殖する温床となってしまいますので、できるだけしっかりと乾燥させる事がポイントです。

常にきれいな状態にしておかないとあっという間にダニが繁殖する

絨毯やラグ、カーペットは、ダニが棲むのにとても適した環境となっています。
ホコリやいろいろな汚れが溜まってしまうと、それを食料としてダニが繁殖してしまい、いろいろなアレルギー反応を引き起こす事になります。
特にペットを飼っている家庭では、絨毯類はあっという間にダニの住みかとなってしまう危険性がありますので、十分な注意が必要です。

毎日掃除機をかけることに加えて、熱いお湯での拭き上げも定期的に行うようにしましょう。
家族の健康を守るためにも、絨毯やラグ、カーペットをきれいな状態に保っておくことはとても重要ですので、掃除を怠ることのないようにしたいものです。